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トランプが大統領になると中国が旧日本軍化し、そして世界が… [ニュース]






ついに1月20日、ドナルド・トランプが大統領に就任します。

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http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/08/post-765.php

アメリカ国内からの移民排斥、TTPの脱退、そして韓国や日本からの米軍撤退など、「ホントかい?」というような政策を掲げているのですが、本気なのか否か、いまだ未知数であります。

日本にしてみれば、いつ何時、劣化した核爆弾を落としかねない北朝鮮が隣にいるわけですので、日米軍事同盟がトランプによってどう変わっていくのか、気になってしかたありません。

2016年はオバマ大統領がアメリカ大統領として初めて被爆地である広島に訪問し、日米関係にとって大きな節目となった年でした。

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http://www.bbc.com/japanese/36396490

しかし、次期大統領は、不動産王にしてテレビ司会者のトランプです。
「俺はディール(取引)が好きだ」と自身の自伝でも述べていることから、外交や安全保障までもディールとして考えているフシがあります。
つまり、「世界の警察」として国際紛争への介入や米軍を派遣することを止め、アメリカにとって利のない軍事行動は一切起こさない可能性もあるのです。

韓国や日本に派遣している米軍が撤退したら、一体どうなるか?
自衛隊は正式に日本の軍隊として再整備せざるを得なくなり、軍事予算は増大し、日夜北朝鮮の核ミサイルに怯える日々を送る…なんて悪夢も笑い話では済まされない状況です。


「ウィルソン主義」⇒「モンロー主義」≒「オバマ」⇒「トランプ」

「核なき世界」実現に向け、国際協調路線を進んだオバマ大統領から、「偉大なるアメリカを取り戻す」と宣言し、アメリカ第一主義を標榜するトランプ次期大統領へ政権は引き継がれます。
時代は大変換の様相となり、先行きを分析するのが困難な不透明な情勢といってもいいでしょう。
歴史を紐解くと、この状況によく似た時代があります。

第一次世界大戦前後に在任していたウィルソン大統領は、世界平和実現を目指して国際連盟設立に尽力するなど、国際協調路線を敷いていました。
ウィルソンは、この功績によりノーベル平和賞を受賞しています。

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出典:Wikipedia

しかし、米連邦議会は発足したばかりの国際連盟加入を否決。さらに移民排斥法を設立するなど、「アメリカ第一主義」へと傾いていきます。
そして、1929年にウォール街の大恐慌が勃発。アメリカは内向きな保護貿易に転換することにより、世界恐慌はますます悪化。ヨーロッパと一定の距離を置くモンロー主義(相互不干渉)へと移行しました。

世界の平和、自由貿易を目指していた時代から、経済情勢の悪化により移民排斥、保護貿易への変換。
1920〜30年台と現在の状況は、驚くほど一致しているのです。


北朝鮮やロシアや中国が軍事行動を仕掛けてくる!

アメリカが「世界の警察」を止めたら、どうなるか?
「トランプはどうせ来ないだろう」と高をくくった北朝鮮が、三十八度線を超えて韓国にちょっかいを出すかもしれません。
たびたび行われるミサイル実験も、隣国である日本にとっては脅威でしかありませんが、調子に乗ってさらに回数が増えることも考えられます。

クリミアの併合、そして内戦が続くシリア政府を支援し空爆を行うなど、不穏な軍事行動を起こすロシアのプーチン大統領の動向も気がかりです。
国務長官時代のヒラリー・クリントンはプーチンとの対立も辞さない姿勢でしたが、トランプはKGB出身のプーチンを強力な指導者として賞賛しています。
クリントン候補がトランプに敗北した原因の1つとされるメール流出問題は、ロシア政府系のハッカーの関与が疑われています。
こうしたことから、トランプは「プーチンの操り人形だ」との指摘もあるくらいです。
クリミアに次いでバルト三国再併合を虎視眈々と狙うプーチン大統領は、トランプが大統領に就任した途端、軍事的な挑発を仕掛けてくるかもしれません。

そして、中国です。
南シナ海領有の主張し、軍事基地を建設しましたが、フィリピンは国際司法裁判所に提訴。中国は敗訴しました。
これを不服として判決を受け入れていない中国は、トランプが大統領になったらどう出るか。
1933年、日本は柳条湖事件をきっかけに武力行使で満州国を建設しましたが、国際連盟特別総会によって領有は認められませんでした。
この決定を不服として、日本は国際連盟を脱退。
先進国との関係を絶たれた日本は、軍部によって悲惨で勝ち目のない戦争への道へと突入してしまいます。
反日感情が残っている中国ですが、かつての大日本帝国のように無謀な軍事行動を起こさないことを願うばかりです。

中国に対しては、懸念すべき点はまだあります。
トランプは選挙戦で中国を為替操作国と凶弾し、中国製品に高い関税を設けると主張していましたが、本心ではどうなのか。
というのも、トランプは不動産業者として次々と中国に進出しているのです。

中国をマーケットとして重要視していると思われる動きもあります。
トランプの孫娘・アラベラちゃんの可愛らしいPPAPの動画が話題になりました。
これの中国語版があるのをご存知でしょうか。



これはトランプの娘のイヴァンカがインスタグラムにアップした動画です。
トランプの孫娘のアラベラちゃんが、チャイナドレスを着て漢詩を朗読しているのがわかります。
「友好的な対中姿勢がうかがえる」と中国でも話題となり、歓迎する声が上がっています。

トランプの発言は過激すぎて、その言葉通りの政策を実行するのかどうか、まったく見えてきません。
このようなリーダーが選択されたということは、一体どういうことなのか。
その答えがわかったとき、われわれの状況はどうなっているのか。
今しばらく動向を見守るしか手はなさそうです。






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【イスラム国】後藤さんの声ではない?ガイドと石堂さんの証言 [ニュース]





イスラム国に拘束されていた
湯川遥菜さんが殺害されたとする動画が
YouTubeに投稿された問題で、
同じく拘束中の後藤謙二さんの母親・石堂順子さんは、
本人の声だとは思わない」と感想を述べています。


石堂さん.jpg

また、後藤謙二さんと面識のあるシリア人ガイドは、
「後藤さんの声ではない」とし、
「後藤さんとは何回も仕事をしてきたし、
後藤さんがリポートする時も、
声を聞いていたから違うと思う」と話しています。

後藤さんの声ではないとしたら、
現在の安否はどうなのか、
さらなる混乱を招きそうです。

この動画の信ぴょう性は高く、
「現時点では殺害を否定する根拠は
見いだせない状況であります」と
菅官房長官も述べざるを得ない状況です。

湯川さんが設立した会社顧問の方も
「身近な人間がこんなことになるなんて。
どうにもならないこの憤りは。間違いであってほしい」
と怒りと悲しみを表明しています。

後藤さんと湯川さんは、昨年4月、
湯川さんの1回目のシリア入国の際、
すでに接触していたとの情報もあります。

英語力が不十分な湯川さんに、
後藤さんは通訳兼ガイドをしていたというのです。

湯川さんは、自身が立ち上げた民間軍事会社の
ビジネスの実績作りのために入国したそうですが、
準備・経験不足を指摘されており、
自己責任論が噴出する根拠となっています。

そんな湯川さんに後藤さんが支援する理由は
定かではありませんが、仲間を救うために
今回の入国となり、拘束されてしまいました。

常識が通じないテロ組織、
今後の話し合いも困難を極めるでしょう。

関連記事はこちら
http://jamupansalotmore.blog.so-net.ne.jp/2015-01-25




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【イスラム国】湯川さんの写真を持った後藤さんの画像UP 安倍総理会見開く [ニュース]



1月24日の23時過ぎに、イスラム国に拘束された
湯川遥菜さんが殺害されたと見られる写真を、
同じく拘束中のジャーナリスト・湯川謙二さんが
持っている映像が、YouTubeに投稿されました。



この動画には、後藤さんの身柄と引き換えに
「サジダ・アル・リシャウィ」という
女性テロリストの釈放を求める声が
聞こえるそうです。


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このリシャウィというイラク人の女は、
2005年、ヨルダンの首都アンマンで、
50人以上が死亡した自爆テロ事件の
実行犯の一人としてヨルダン当局に拘束されており、
死刑判決が出ています。


信ぴょう性の高い動画と判断した政府は、
関係閣僚会議を開き、協議しました。

25日1時半過ぎに、安倍首相は会見を開き、
後藤さんの身柄の安全・開放を求めるとともに、
湯川さんが殺害されたかのような
写真を投稿する残虐性を批判しています。
湯川さんの家族を心情を気遣う発言も
しております。

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各関係国や関係ルートと連絡を取り、
対策していくということです。

中谷防衛相や岸田外相も会見を開きました。

アップされた映像によると、
イスラム国はもう保釈金は要求しておらず、
リシャウィの開放のみを求めているようです。


平気で斬首するような集団ですので、
湯川さんと後藤さんの安否が気がかりです。

自己責任論がネット上でも議論されていますが、
国家には国民を保護する責任もあります。

テロリズムとの戦いは、
これからも続きそうです。

イスラム国指導者バグダディについてはこちら
http://jamupansalotmore.blog.so-net.ne.jp/2014-11-11
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