それでもやっぱり、佐野のがよかった。 [社会]
東京五輪エンブレム、決まりましたねw。
作者は、アーティストの野老朝雄(ところ あさお)氏。
大名古屋ビルヂングの外装デザインを手がけたそうです。
建築畑の方なんでしょう。
さて、選ばれたエンブレムですが、
江戸時代に広まった「組市松紋」を、
日本の伝統色である藍色で描いています。
粋ですね。
渋いですね。
日本ですね。
ま、候補になった4作品と較べてみましょうか。
うーん。甲乙つけがたい。
てか、どれもダメでしょぶっちゃけw。
今回選ばれた野老氏作のA案だけ、明らかに異質です。
「a案ありきの出来レース」といわれる所以です。
卓球が大好きなアートディレクター 浅葉克己氏も
「これなら佐野さんのほうがよかった」
といっています。
ちなみに浅葉氏は、旧エンブレムの審査委員を務めた
日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の会長であります。
かの悪名高い「駄サイクル」の輪の中にしっかり組み込まれている人物です。
(⇒【佐野研二郎五輪盗作】キレイな駄サイクル…完全に内輪で受賞し合っている件)
そして、サノケンは今何処に…??
エンブレムの候補が発表される前日の4月7日、
佐野研二郎氏は東京ADC(アートディレクターズクラブ)の総会に出席。
そこで、浅葉氏とも再会。
総会後の立食パーティーで、サノケンは
「仕事が以前の3分の1に減ってしまった」
と嘆いていたそうな。
これだけパクリ疑惑が噴出したにもかかわらず、
まだ3分の1も仕事があるってことがスゴイですね!
それだけ広告業界の「駄サイクル」の輪が強力だということでしょう。
ブラックカードかフリーメイソンか、てくらいの社会的信用度があります。
しかしまあ、これだったらサノケンのほうがよかったよな…
と思うのは私だけではないはず。
すでに決定していたデザイン案が反故にされてしまった
イギリス国籍の建築家のザハ氏は、3月31日に亡くなってしまいました。
順風満帆だった人生が、ひょうんなはずみでひっくり返る。
やはり、オリンピックには魔物が住んでいるのかもしれません。
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