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ボコ・ハラム+イスラム国=地獄の結婚!バグダディに心酔する指導者シェカウとは? [国際]





「アフリカのタリバン」とも呼ばれているナイジェリアの過激派武装集団”ボコ・ハラム”。

イスラム国(IS)同様の手口で人質を殺害する動画を公開しています。



2014年4月、ナイジェリアのボルノ州の公立中高一貫女子学校から276名の女子生徒が
拉致され、イスラム教への改宗、およびボコ・ハラムメンバーとの結婚が強制される
とんでもない事件が発生しました。

この事件は、ボコ・ハラムの凶悪性を端的に表しています。

「ボコ・ハラム」とは、ナイジェリア北部からニジェール南部にかけての言語ハウサ語で、
「西洋式の非イスラム教育の罪」という意味。

西洋文明、現代科学、特にダーウィン主義を批判し、ナイジェリア北部に
シャリーア(アッラーを立法者とする法)の導入を目指し、
アルカイダとも連携しながら武装闘争を展開しています。

上の動画を見ると、イスラム国の処刑動画とよく似ています。

それもそのはず、ボコ・ハラムの指導者アブバクル・シェカウは、
「カリフ」を自称するイスラム国指導者のアブバクル・バグダディ容疑者に
「忠誠を誓う」と述べ、「イスラム国」への参加をネット動画で宣言したのです。


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しかし、このシェカウという人物そのものの実在が疑問視されています。
ナイジェリアの秘密警察によると、本物のアブバカル・シェカウは
2003にすでに死亡しているとのこと。
その後、「俺がシェカウじゃ!」と複数人が名乗ってきているというのです。


実際、ネットでは「以前とシェカウの顔が違う」などという意見もあり、
シェカウを名乗る人物が数人いることを裏付けています。

指導者の実像がつかみづらく、名前だけがブランド化しているところや、
組織のリーダーが不明瞭で、指揮系統が確立していない点も
イスラム国と非常に類似しています。

だからこそ何をしでかすか予測ができない、という怖さがあります。

過激派武装集団はネットを駆使し、遠い異国の若者にも悪影響を与えています。
社会に馴染めない若者などが過激思想に感化され、
ほとんど関係のない自国でテロ行為を行う「ホームグロウン・テロ」の
危惧も高まっています。

オウム真理教などのカルト教団しかり、武装は歌劇集団しかり、
われわれの近くにそうした危険がはらんでいることは間違いありません。



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