タラバガニ食べられてたのも密猟のおかげ? 輸入カニ価格高騰 [国際]
寒い日が続きますが、冬といえばカニのシーズン!
早速食べた方や、お正月には…なんて人もいるでしょう。
そんなカニ好きに悲報w。
これからのタラバガニは高騰するというのです…。
http://www.nikkei.com/
2年前、日本・ロシア間で
カニの密漁・密輸を防止する2国間協定が結ばれ、
2014年12月10日に発効となりました。
タラバガニの国内消費の9割はロシア産で、
ロシアが定める漁獲枠を上回る量が
日本に輸出されているのだとか。
要は「密猟」が横行していたというわけです。
今後、日本への輸出はロシア政府の証明書が必要となります。
資源保護に向けた取引の正常化が期待できる半面、
輸入量は激減すると見られています。
タラバガニの高騰は避けられない事態になってしまいました。
札幌・二条市場では、以前1キロ3千円だった価格が、
今年はなんと1万円前後に…!
しかも、身の詰まった良質なタラバガニの入荷は
ほとんど見込めないのだとか…。
稚内の水産業者は、今年12月の日ロ協定を見越し、
主力のロシア産カニをあきらめ、扱う魚種を
オホーツク産のホタテやサケにシフトしているそうです。
輸入から国産へ切り替える動きもあり、
毛ガニや花咲ガニも昨年に比べ約1割アップという
悲しすぎることになっています。
年末商戦に向けては、昨年までの在庫を消化する業者も多く、
量を減らすなどして割高感を抑えるというのですが、
なんともお得感のない話ですね…。
カニがおいしいからといって、みんなで食べてしまえば
資源が減ってしまいます。
節度ある消費を考えなくてはいけないかもしれません…。
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