猿が温泉でスマホを…注目のビックリ画像 [国際]
まずはこちらの1枚をご覧あれ!
https://www.facebook.com/WildlifePhotographerOfTheYear?fref=nf
ついに猿すらもスマホを操る時代になってしまったか…ww
これはロンドン自然史博物館主催の自然写真コンテストで、
ユーザー投票の「People’s Choice」賞を受賞した
Marsel van Oostenさんの作品。
作品タイトルは『Facebook update』。
撮影場所は、長野県の地獄谷野猿公苑。
http://www.jigokudani-yaenkoen.co.jp/japanese/html/onsenmonkey.htm
この公苑では、観光客がスマホでニホンザルを撮影していたら、
サルに奪われてしまうという被害があったそうです。
そんなハプニングからこの写真が誕生したとのこと。
合成写真か? と思わず疑いたくなってしまうほど
うまい具合に撮れた1枚ですねぇ。
惜しむらくは、iPhoneは防水加工されていないところですかね…ww
サルのコミュニケーションにもSNSが…??
『Facebook update』とは、最近の猿事情を考えると
なんとも示唆的なタイトルですね。
それというのも、ニホンザルの世界では、 前代未聞の異変が起きているのです。
大分市の高崎山自然動物園の名物サル山には
1300匹のニホンザルが暮らしているのですが、
なんと15歳のメスザル「ミルサー」が オスザルの序列の4位にランクインしている
というのです!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141010-00010001-qbiz-bus_all
これには、サル研究の世界的権威である
京都大学霊長類研究所の教授も「聞いたことがない」と
驚きを隠せないでいるそうです。
人間でいえば40代後半だという熟女のミルサー、
一体いかにして序列上位に食い込んだかというと、
幹部クラスのサルたちに毛づくろいを施し、 味方につけてきたからだといいます。
痒いところにも手が届く、
経験豊富な熟女ザルならではのテクニックなんでしょうねぇw。
逆に5位のオスザルに毛づくろいをさせる姿も確認されており、
「メスで初のボスになるのでは」と期待されています。
毛づくろい、グルーミングともいわれますが、
体の衛生状態を維持する目的のほか、
”社会的グルーミング”といって序列の印や
紛争の解決に役立てていたりと、
動物のコミュニケーションを考える上で重要な行為となっています。
地獄谷野猿公苑での観光客のスマホを強奪するハプニングは、
毛づくろいと並んでスマホもサルのコミュニケーションツールとして
利用されだしている証拠、などというといかにも馬鹿っぽいですが、
そんなことを妄想してしまうくらい興味深い事件のように思います。
数年後、サル山の幹部たちの手にはスマホが…
なんて時代が来るのでしょうか?
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