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カネを儲けて何が悪い! 日本人よ、中村修二氏とふなっしーの貪欲さに学べ! [社会]



ノーベル物理学賞が決定した中村修二氏(60)。

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その原動力は、青色LEDの研究・開発を行っていた
日亜化学工業に対する「怒り」だった

インタビューなどでも発言しています。

LED開発に成功しても、その対価が少なかったとして
日亜と200億円の高額訴訟を起こしていたことを
覚えている人も多いでしょう。

会社員が偉大な発明をしても、それに見合った対価を支払わずに
会社の業績としてしまう日本的システムだと、
優秀な人材が海外に流出してしまう

と中村氏は主張しています。

一方、
「会社の研究費を使って研究していたのだから、
特許権が会社に所属するのは当然」

と中村氏の主張に批判的な人も少なくありません。

これは終身雇用を前提とした日本の企業文化と、
雇用契約を元にしたアメリカ文化の違い

のように思います。

日本の場合、雇用されるということは、
企業が社員の家族の生活を保証する
といった側面があります。
だから、よっぽどのことがない限りクビにしない代わりに、
社員を会社の方針に従わせるわけです。

アメリカやその他の国では、
あくまで個人として雇用契約を結びます。
給料が安ければ転職するだろうし、
企業側で引き止めたければ給料アップの交渉をするでしょう。

共同体的な企業文化の中で育っている日本人は、
「会社に養ってもらっている」的な感覚があるので、
なかなか会社に対して主張できない傾向があります。

中村氏は違います。
日亜時代には3億円の開発費用を当時の社長に直訴し、
社費でフロリダ大学に留学した上、
LEDの特許権と発明対価を要求したのです。

まあ、批判があってもいたしかたない気もします(笑)。

ただ、日本的な企業文化もだいぶ陰りが見えてきた現在、
会社に養われて言われたままに働かされている、
といった思考からは脱却すべきとも思います。

そこで思い出されるのが、
ふなっしー稼ぎすぎ
という批判です。

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これも、日本的な企業文化に染まっている人から
出てくる文句なのでしょう。
それと、日本には昔から清貧の思想があって、
質素で慎ましく生きるのがよしとされています。

そんなことなので、株取引や合併を繰り返して
時価総額を上げていったホリエモンなんかは
批判が集中してしまうわけです。
汗水たらして働けと…。

違法行為はいけませんが、
ビジネスは市場原理で成り立っています。
需要があって供給がある。
ふなっしーのキャラクターグッズを販売し、
出演料が高額になっていくのも、すべて市場原理。
そこに文句をいうのであれば、
社会主義国にでも暮らしたらよいのではないでしょうか?

まあ、妖怪ウォッチのおもちゃを転売して
利ざやを稼ぐ大人たちはどうかと思いますが…

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それも市場原理といえばそれまでですが、
買ってしまう大人がいけませんね…

儲かっている人やふなっしーに文句を言ってしまう人たちは、
やはり日本的な企業文化に
染まってしまっているんじゃないでしょうか。

ふなっしーは56番目の弟、
ふなごろーを人間界に連れてきて、
ダブルで儲けようと汗水じゃなくて梨汁垂らしながら
頑張っています(笑)

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企業が社員を守ってくれるというぬるま湯的な体質だと、
目まぐるしく移り変わる現代社会を
生き抜いていけないような気がしてなりません。





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